Engineering

Aug 24, 2019

VRゴーグルのOculus Quest(クエスト)が届いたのでその感想

Oculus Questとは?

Oqulus Questとは今年6月にOculus社から発売されたスタンドアローン型(PCと繋がなくてすむ)のVRゴーグルです。

Oculusから出ているゴーグルには他にもRift, Goなどなどの製品がありQuestはその新作です。

カンファレンス等々でVRゴーグルは試したことはあるのですが(そのゴーグルがなんだったかは覚えていない。。)、手元にあるだけで自分で開発して遊んだりできるので今回思い切って購入してみました。

Oculus Questの購入・設定

  QuestはOculus社の公式サイトから購入できますが、Amazonでも買えるようです。

Oculus Quest (オキュラス クエスト) 2019 単体型VRヘッドセット
スマホPC不要 (64GB) [並行輸入品]

   

ただ結局Amazonですと在庫がなかったりとか、表示が分かりづらく違ったものを買ってしまったり、正規の値段より高く買ってしまうのが嫌だったので今回は公式サイトから購入しました。 (これを書いている段階でAmazonと公式の値段を比べてみると公式の方が安そうですね。)

公式サイトから購入フローを完了させると、メールでトラッキングのリンクが送られてくるので、それで発送日時が分かります。

今回は注文してから1週間程度で届きました。ここらへんにかかる時間はやっぱりAmazonの方が早いのかもしれません。

というわけで、

oculus 箱

無事クエストさんが届きました。

箱のふたをあけるとこんな感じ

oculus 開けた時

でして、同梱物は

  • ゴーグル
  • メガネ用のスペーサ
  • コントローラ二個 + 電池
  • 充電ケーブル
  • 説明書

のようになっています。普段自身がメガネをかけているのでメガネをかけながらでもゴーグルをつけて 楽しめるかちょっと不安でしたが、メガネ用のスペーサも一緒に入っておりメガネをつけて遊ぶ人はこのスペーサを 取り付けてメガネをつけながらでもVRの世界を楽しむことができます。

セットアップは、携帯にアプリをインストールして行いますが難しいことはありませんでした。 アプリをインストール後簡単な設定をしてゴーグルをWifiに繋いで、ちょっと設定をするとすぎにQuestのチュートリアルを 始めることができました。

最初にゴーグルをつけてみるとわかるんですが、やっぱり没入感が半端ないです。クエストを遊ぶ前に VRの空間上に動き回れるエリアを設定できるのですが、コントローラで部屋の中の安全なエリアのラインを書くと そのまま仮想の壁が浮き上がってきて遊ぶ前からバーチャルな壁が見えてテンションが上がります。

いきなりお目当のゲームを購入して遊ぶのでもよかったのですが、部屋の一室にいるだけなんですがゴーグルをつけてると ホームのスペース(webでいうトップ画面、メニュー画面てきなところ)が広すぎて立派なインテリアとかがあるので それを見渡すだけでも十分楽しめました。

また、コントローラをいじりながらどんなゲームがあるのかなぁとかをみているとデモのゲームがあったので それで遊びがてらVR空間になれるというのをやっていきました。デフォルトで遊べるのはデモのゲームと ブラウザでしたがデモでも何回もやっても楽しい感じでついついデモで遊びすぎました。

あとで紹介するCreedやBeet Saberなどがデモで遊べるのでOculus Questを購入したら最初遊んでみると良いかと思います。

Oculus Questで充電できない

デモでも楽しめるくらいのOculus Questですが、その楽しい時間もつかの間、開封したままの十分じゃない充電状態から 夢中になって遊んでいると、画面には充電が20%を切った表示が出てしばらくすると電池が切れて電源が切れてしまいました。

「今日はこれくらいにしてやるか・・・」という感じでその日は、正規の充電コードにつないで寝ました。

次の日また、VR空間を楽しみにゴーグルをつけて見てみるとなんと夜一杯充電したにも関わらず、

 

電池残量が5%ということで全然充電できていませんでした。。

 

Questはデフォルトでゴーグルをかぶるとセンサーが反応して電源がつくのですがなんかそれが悪さしてあまり電源が消費されちゃったのかな と思いながら、我慢してまた半日ゴーグルを充電しました。

半日経ったあと再度充電を確認すると今度は電池残量20%・・・現代社会では体感したことのないくらいの充電速度で 「最新のゲーム機ってやっぱこういうもんなの・・」と考えながら長い時間かけて進めたスーパーファミコンのRPGのデータが 平気で吹っ飛ぶ理不尽さが頭をよぎりました。

 

まだチュートリアルとデモ程度してか遊んでないゴーグルでこんだけしか遊べないという危機感からネットの情報を漁ってみると

  • Oculusのゴーグルは43度以上になると充電されない仕様となっている
  • ゴーグルの置き方に気をつけないとセンサーが作動して電源が入ってしまう
  • バッテリーが新しいと充電が遅い??

などなどの情報がでてきました。 ※ネットの情報で真偽は不明なので参考にする際は十分注意してください

 

ということでこれらの情報を頭におきつつ色々と気をつけて充電をしてみますが、一時間充電しても充電が1, 2%しか増えないという危機的な情報でした。 そろそろちゃんと公式に問い合わせをしようと重い腰をあげようとしたのですが、ふと正規のコードが悪いのではとおもったので 別のコード(普通にどこにでもあるUSB => USB Type-Cのコード)で充電するとみるみるうちに充電が溜まっていきます。

ということで、なんと正規品のコードが原因で充電がたまらなかったようです。。初期不良なのかなんなのかわからないのですが わざわざ問い合わせてもらってコードを交換してもらう必要もなさそうだしまぁいいかということで今は普通にそこらへんのコードで充電しています。

なにはともあれ、初期不良とかでゴーグルごと交換されてしばらく遊べないとかは避けられたのでひとまずほっとしました。

Oculus Questで遊んでみた感想

と、そんなこんなでなんとかクエストで無事遊べるようになったわけなのですが、レビューらしいことも書いていなかったので、 感想を書いてみます。

やはりスタンドアローン型ということで、実際に立ち上がってあるいたり、VR空間上の物を掴めたり、自分の動きがVR空間にリアルタイムで 反映されてというところで相当な没入感を味わうことができます。

実際に歩くとなるとそもそも部屋の中でそんなスペースがとれるわけではないので、腕を振ることで移動を代替はしていますが、 自分の動きと空間内のキャラクタの動きが連動していて自分がVR空間の一員であることを十分に感じることができます。

バッテリーに関しては満タンまで充電して、2、3時間遊べるという感じでゲームに熱中しているとちょっと足りないかなと思うこともあるのですが、 Beat Saberなどのようなガンガン体を動かすゲームだと結構体力的にも消費されるのでまぁちょうど良いかなと感じる部分もあるかと思います。

ここからは自分が遊んだゲームを順番に紹介していきます。

Beat Saber

Beat Saber Title

Beat Saberは、Questを買ったら遊ぶべきゲームタイトル!みたいなやつにはほとんど入っています。 というか、最初からデモからインストールされているので、プレイする人は多くいるんじゃないかと思います。

ゲーム自体は、ライトセーバーを両手に持ってリズムに合わせながら、流れてくる赤や青のボックスをひたすら叩き斬るリズムゲームです。 これまでにヒットしたリズムゲームは太鼓の達人やダンレボなどなどありますが、このBeat Saberは実際にボックスが自分に流れてくるので、 プレイに没頭すると本当に現実世界でライトセイバーを操り、ボックスを切っている感覚に没入できます。

また、ボックスを切った時の音やアニメーションがとてもよく、爽快感を味わうことができます。 (個人的には二本のライトセーバーを合わせた時のジーーという感じでコントローラも合わせて振動する感じがすきです)

実際にプレイしている感じはこんな感じです。

Creed Rise To Glory

creed rise to glory title

こちらはロッキーの続編映画「クリード チャンプをつぐ男」を元にしたボクシングゲームです。 パンチはもちろん、スウェーなどの動きもQuestの6DoFの機能を最大限に生かして再現したゲームになっています。

リングにいる相手選手やバトルの映像はかなり迫力があり、 creed battle

画像のようなヤバイ肉体の人が目の前にいたらゾッとするななんて思わせるほど臨場感がありました。

creed enemy

VRなので、もちろん会場の様子やレフェリーなど360度あたりを見回すことができて迫力の映像を体験することができます。 ゲーム自体は、操作方法がイマイチよくわからずやりこんではいないのですが、相手を倒した時の爽快感がやっぱりいいですね。

僕は熱中しすぎて拳を壁にぶつけてしまい痛い思いをしたりもしたので、プレイする際は十分気をつけると良いかと思います。

まとめ

というわけで、プレイした感想やOculus充電できない問題に遭遇した問題などなどを紹介させていただきました。

Go など他のVRゴーグルに触れたことがないので、それらの比較などはできないのですがVR初心者として予想以上に 没入感がすごく、わかっていても360度の映像を体験するとついつい感動してしまいました。

VRゴーグルではまだゲーム用途での使い方しかしていないので、ほかに動画をみたりとか、ゴーグル使ってプログラミングしてみたり などなど色んな使い方をためしてみたいですね。ゲーム方面だといまいまアクション系しかためしていないので、他のパズル系のゲームとか も楽しめるとよいかもしれません。

VRゴーグルの面白い使い方がみつかったらまたここで紹介するかもしれないです。

では。

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プロフィール

バンクーバー在住のフルスタックエンジニアです。React, Ruby on Rails, Go などでお仕事しています。職場がトロントなので日本、トロント、バンクーバーの三つの時天空を操って生活しています。

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  • Oculus Questで遊んでみた感想
  • まとめ