Engineering

Jun 10, 2019

6月の土曜日に3人と英語面接したエンジニアの話

しばらく更新が途絶えていましたが、久しぶりの投稿です。

ここのところ仕事が忙しくなったり、ポートフォリオサイト作っていたり、当サイトの英語対応を進めていたりしてなかなか更新が出来ていませんでした。

繁忙期というのはうまく分散できなくて何故かまとめてハードなタスクが降ってくるものですが、今回はその中の一つで結構ヘビーな6月の土曜日に英語で3人と立て続けに面談をするというイベント?に参加してきました。

自身英語での面接は初めてでチャレンジグだった上に中々無い経験で楽しめたので、記事にまとめておきます。

面談に至った経緯

実のところここ最近フリーランスに飽き始め、飽き始めたというと語弊があるのですが1年ちょっとフリーランスをやって収入面でもタスク面でもだいぶ安定してきて「このまま普通にやってたらあと10年くらい普通よりちょっと高めの収入を維持しながらやってけるんじゃね」

とほのかに思うと同時に自分の成長の鈍化を感じ始め「そういえば最近、全然バリュー出てないヤバい!とか全然わからない笑。全然できない笑。みたいな窮地に立たされてないなー」

というのに気づきました。

できれば半年前くらいの自分ショボwくらいの感じで過去の自分を恥じれるくらいなにかしらレベルアップし続けるのが理想なので、いまいち満足できない日々が続いていました。

そんな悶々としている中であるリクルーターさんから某外資企業がエンジニアを探してるので面談しませんか?というお誘いがLinkedinであり、

その企業名が以前から知っていて少し興味があったので、じゃあ話を聞いてみるかということでとりあえずリクルーターさんと面談することとなりました。

リクルーターさんとの面談は例によって自分の経歴の説明とやりたいことの説明、リクルーターさんからの企業の説明等々を行いました。

その話の中でその某企業さんが6月の土曜日に1日使って、3人の人と面談をして採用するかどうかを決める。しかも面接は全部英語。英語での面接 、さらにプログラミングのアルゴリズムの話をしたりしないといけないという

「ちょっとどういうこと?!」

な内容なのですが、話を聞く限りインターナショナルなチームでグロース段階の面白そうな環境にあるということで、不安ではありましたがチャレンジしてみることにしました。

はじめての英語レジュメ作成

ということでその企業さんにアプライすることとなったのですが、「やべ、英語の面接の準備しなきゃ」なんて面接に進めるかもわからないのに面接のことを考えている私をよそにリクルーターさんからの「それでは後ほど英語のレジュメを送って頂けますか?」という先制パンチがありました。

英語でのレジュメ作成なんてやったことなかったのですが、ネットで色々調べながら見よう見まねでなんとかレジュメを完成させ、 「はじめてのレジュメなんですけどこんな感じでいいんですかね?」と恐る恐るリクルーターさんにメールでレジュメを提出すると

「ありがとうございます!それではこちら先方にお送りしますね!」というはじめてのレジュメをスルーしたビジネスライク?な返信が返ってきました笑。(まぁそんな細々修正してもしょうがないしね。。)

その後なんかレジュメだけだと物足りないし、フリーランスとしてもポートフォリオとかあると便利だしなーなんて考えてポートフォリオサイトをちゃちゃっと作って後追いで提出しました。

レジュメとポートフォリオを提出してからしばらくしても連絡がなかったのでダメだったのかなー。なんて考えながらいたのですが、次の週の後半くらいに返信があり、どうやら書類ベースでは選考を通過したそうで無事6月の土曜日に一気に三人と英語でテクニカルな面談をするという鬼畜な催し(慣れてる人にはどうってことないんだろうけど。。)に招かれました。

いざ面接

面接に招待されてから当日まで4日間くらいしかないというまたまた鬼畜なスケジュールでろくな準備もできないまま面接当日を迎えました。

面接は朝の10時からで3人と面談と聞いていたので、だいたい3時間、4時間程度かなと思っていたのですが会場に到着すると10人ほど他の候補者もいたのでなるほど結構な長丁場になりそうだなと感じました。

案の定スケジュールは押していて、一人目の面談が終わったのが13時過ぎという感じでだいぶ長い待ち時間がありました。

待ち時間の間に面接官の方に簡単なwebテストとを受けてと言われ、言われた通りと開いてみると所要時間45分で回答するというそれなりに精神ポイントを削られるテストを受けました。詳細なテスト内容は流石に書けないのですが、フロントエンド向けのテストで色々な概念に関するメリット・デメリットを挙げてそれについて説明したり等々でした。

全部英語で回答も英語なので結構体力が削られたのですがなんとか時間内に全て回答してwebテストを終了させました。

テストを受け終わった後、最初の面接に案内される間に人事の方から「テストの結果良かったよ!」と言われたので自分で割と不十分なところも感じていたのですがまぁ結果は良かったようです。

1人目との面接

というわけで、無事Webテストを終わらせ一人目の方との面談があったのですが面談は個室のような場所に通されるでもなく、割と開けたスペースに案内されそこで面接官の方と面談しました。

面接官と書くと堅苦しいですが、お互いカジュアルな格好でコワーキングスペースでMackbook片手にという感じだったのでいわゆる面接いうほど堅苦しくはないです。

面接自体は全てがテクニカルな質問で、これまで受けてきた面接でのなんで志望したの?とか人となりを聞くような質問は皆無でした。

質問されたのはJavaScriptやReact等々の仕様などなど。

回答自体は全て完答出来たかというとそうでもないのですがまぁ出来は悪くないかなという印象でした。英語での会話も結構文法がズタボロで何度か聞き返したりもしましたが、最低限のコミュニケーションはとれたかなと思っています。

テクニカルな質問が終わるとこちらからの質問タイムがあったのですが、面接官がエンジニアなので普段どういう開発をしてるんですかー?やどういう働き方をしてますかー?等々実際の開発の雰囲気を聞く質問をしました。

話を聞く限り面接官はWebの質問をバリバリしてきたのですが、話を聞く限り実はネイティブエンジニアだそう笑。ただ、React Nativeを使っているのでJavaScritはわかるようでした。 (expoつかっていないそうなので、大変そうだなーなんて考えつつ)

2人目の面接

2回目の面接は前述した通りスケジュールが押して、1回目の面接が終わったのが13時過ぎだったのでお昼休憩を挟んで14時半から面接をしました。 (余談ですがお昼休みはスマホがお亡くなりになりかけていたので充電器探しと電源の使えるカフェ探しに奔走していました。)

面接内容は基本的なアルゴリズムに関する問題を聞かれて、それを紙に書いて回答するといった内容でした。

基本的なアルゴリズムと言った割には結果が壊滅的で、面接官のインド系訛りが強く、英語聞き取れない、、問題理解できない、、そもそもアルゴリズムへの理解が甘く問題解けないという感じで散々でした。

データ構造とアルゴリズムは元々苦手意識があり、今まで避けてきた部分があったのですが、今回の試験結果を見る限りちょっとちゃんと勉強しないとダメですね。。twitter等々でも議論されてましたが、やっぱり基本的なCSの知識がエンジニアの根幹を支えるスキルになるので基本的な所はやっぱりちゃんとやっておきたい所です。

面接は散々でしたが面接官のエンジニアの方は親切で自分の英語スキルに合わせてゆっくり話しをしたり問題の説明を例を出しながら説明したり丁寧で凄い好印象でした。

最後の面接

最後の面接は、エンジニアチームのマネージャーとの一対一の面談です。

マネージャーというとちょっと権威がある感じかと思うんですがマネージャーさんも物腰柔らかで、自分の辿々しい英語に耳を傾けてくれました。

面接ではこれまで関わってきたシステムについての説明をしたり、会社に興味を持った理由などなどを話しました。

聞かれた事が結構サーバー、インフラ寄りでどうやってトラフィック捌くかとかの話になってちょっとこれまでそこまでトラフィックが問題でインフラエンジニアのいないチームで働く機会が少なく、 雲行き怪しげではあったのですが、マネージャーさんの人柄もあってか面接自体は終始良い雰囲気ではあったのかなと思ってます(というかそうであってほしい。)

まとめ・総括

ということで無事3人との面談も終えて帰宅の途についたのですが、やっぱり英語スキルが低いせいで十分に説明できてない感は否めませんでした。

なんていうか頭でわかってるんだけど英語で表現できないもどかしさが常にあって内心「グァー」ってなりながら英語で会話してました。

全然関係ないんですけど、新しいプログラミング言語を学び始めて 頭では処理の方法がわかってる、あるいは慣れ親しんだ言語ではわかるんだけど、この言語での書き方がわからない!! っいうときのフラストレーションに非常に似てますね。 最近自分がGoを書いている時の感じに似ています。

話を戻すと、2人目の面接官にも「もし君がジョインするなら英語の勉強必要ダネ。」とも言われたので本当に英語はネックになりそうです。

そんな感じの未熟な英語スキルではあったのですが、個人的には思ったよりやれたかな感は多少ありました。(まあ初めてだし笑、あまり自分を責めてもしょうがないし)

技術的にわかることはやっぱり英語でも端的に説明してあいてにも解ってもらえるのですが、技術的にわからない、不安な部分はやっぱり説明の精度が下がります。日本語でも同じだと思うのでこればかりはしょうがないですが、技術力+語学力の底上げは永遠の課題として着実に伸ばしていきたいですね。

面談の結果はまだ出ていないので不明ですが、あまり時間待たずに分かるはずなので結果わかればまたこちらに書くかもしれません。 受かってたら結構嬉しいのですが、まぁ落ちてても一つ経験できたし英語面接の練習とか技術的なところの課題とか発見できたし良いかなという感じです。(こうして記事にもなってますし)

手応え的にはちょっとわからないですし、企業さん側がどれくらいの採用基準なのかなっていうのに寄るのかなと思っています。やっぱりエンジニアは足りてないらしくて、人は欲しそうですがそのレベルに自分が達していたかどうか正直わかりません。まぁコード書きながら、寝ながら待ちます。

という感じでただただ自分の体験を共有しただけではありますがここまでで締めさせていただきます。

では。

関連記事

記事検索

気になるサイト内の記事を検索する

プロフィール

バンクーバー在住のフルスタックエンジニアです。React, Ruby on Rails, Go などでお仕事しています。職場がトロントなので日本、トロント、バンクーバーの三つの時天空を操って生活しています。

プロモーション

Index

  • 面談に至った経緯
  • はじめての英語レジュメ作成
  • いざ面接
  • 1人目との面接
  • 2人目の面接
  • 最後の面接
  • まとめ・総括