Gatsbyでインストールして普通にコード書き始めるとimport文などが相対パスだらけになって「なんだかなぁ」っていう気持ちになりますよね。
相対パスでそのままコードを書いていると、下みたいな「結局どこ?」みたいなパスの書き方になりがちです。
import Hoge from '../../../../hoge'
ディレクトリの階層構造が浅いうちは救いもあるのですが、徐々にネストが深くなるにつれて闇が深まっていきます。 そんなときにエイリアスを切って、importをスッキリできると嬉しいですよね。
そう、こんな風に
import Hoge from 'path/to/hoge'
単純に相対パスが理解しづらいというデメリットもあるのですが、エイリアスを切って絶対パスのような形でアクセスするようにしておくと、 ファイルを移動させたり階層構造をかえる場合にいちいちパスを変更しなくて済むので極力絶対パスでimportしていきたいです。
Webpackを使ってエイリアスを設定
gatsbyはwebpackを使用しているのでwebpackのエイリアスの機能を使うことができます。
https://webpack.js.org/configuration/resolve/#resolvealias
これをGatsbyに設定してあげればエイリアスからのパスでimportができるようになります。
Gatsbyではwebpackの設定を行うためのcallbackが用意されており、onCreateWebpackConfigというコールバックをgatsby-node.jsに書いてあげればwebpackの設定をいじることができます。
https://www.gatsbyjs.org/docs/add-custom-webpack-config/
これをつかってエイリアスを設定するには以下のようにします。
gatsby-node.js
exports.onCreateWebpackConfig = ({stage, rules, loaders, plugins, actions}) => {
actions.setWebpackConfig({
resolve: {
alias: {
config: path.resolve(__dirname, 'config'),
assets: path.resolve(__dirname, 'src/assets'),
components: path.resolve(__dirname, 'src/components'),
lib: path.resolve(__dirname, 'src/lib'),
pages: path.resolve(__dirname, 'src/pages'),
templates: path.resolve(__dirname, 'src/templates'),
locales: path.resolve(__dirname, 'src/locales'),
},
},
});
};
これで相対パス地獄から無事抜け出すことができます。
react-nativeではこれやろうとして結構ハマったのですが、webpackが入ってると簡単にきできますね。 上のコード貼るだけで相対パスから脱出できるのでぜひためしてみてください。