Freelance

Jan 01, 2020

2019年。フリーランス二年目の振り返り

大晦日は家で今やってる個人開発のプロジェクトのコードと闘う、我ながらエンジニアの鑑みたいな過ごし方をしていたのですが、ひとまず無事年明けを迎えることができました。 昨年はお世話になりました。本年もよろしくお願いします。

今年は日本からバンクーバーに拠点を移した大きな転換の年となりましたが、カナダ移住というトピックからすると昨年は準備の年だったので、 年が明けてようやく本番といった感じです。まぁあまり気負わず粛々とことを進めて行ければよいなぁなんて考えております。

去年も一つの区切りとして、振り返りを書いていたので今年も書いていこうかなと思います。

2018年の振り返りを受けた雑感

昨年の振り返りの記事はこちらになります。

2018年。フリーランス一年やってみての振り返り。

売上のはなし

記事では売上に言及していますが、多分年間を通した売上は今年と同じくらいなのかなという感じです。 クライアントワークでは裁量が増えて単価があがったのですが、年始はあまり稼働していなかったのとカナダ移住で 稼働が減ったのが要因でだいたい同じくらいでクローズという感じですね。

フリーランスとして気になる単価ですが、一昨年の最初の単価に比べて二倍以上になっているので自分をほめてあげたいです。 エンジニアとしてはそれなりの単価を頂いているので、それに見合ったパフォーマンスをできるように引き続き精進していきたいです。

技術のはなし

フロントのはなし

今年は春先から、React Nativeでのフルスクラッチのアプリ開発からリリースまでを経験できたので、その中での知見が溜まってよかったです。 2018年もReact Nativeの開発はあったのですが、エンジニアとしてのポジションが高くなかったのとすでにリリース済みのプロダクトだったので デプロイ周りやライブラリ選択、アーキテクチャ設計みたいなところができて良い経験になりました。

サーバのはなし

Railsも引き続き触っており、今年はRailsの新たな魅力を発見できた気がします。定期的に死んだと言われたり、 他言語からきたひとから「設定より規約」という思想の暗黙的なコードに慣れないと言われたりするRailsですが、 デファクトスタンダートの安定やORM, テストライブラリ、フィクスチャ、シードなど質を保ちながら高速に開発する環境が揃っているので 一度入り込んでしまうとかなりストレスレスに開発ができます。

個人プロジェクトでGoを書いてみたり、Expressを触ったりすることもあるのですが、テスト環境の構築・設計等々の作業が都度発生するので、 ゼロからプロダクトを作ってテストコードある状態で改善のサイクルに乗せるまでがRailsに比べて相当大変な気がします。

アーキテクチャ自体もシンプルなMVCでテストの環境も整っているので、お作法を守りながら開発していけば 初心者の入りのWAFとしては結構良いのかななんて思っています。

話は変わって、Goについてですが、久しぶりに静的型付け言語を使っているのでRubyやJavaScriptとはまた違った思想があって、 それらを知るのがまた面白いです。Goの学びと平行で個人開発を進めているので若干ブレーキになっている感はいなめないのですが、 まぁ学びへの投資として今は辛抱強くやっていこうかなと思っています。

2020年のテーマのはなし

2020年はそろそろ言語的な専門でなく技術分野としての専門性を伸ばしていきたいなぁなんて思っています。 今まではサーバのコードも書くし、フロントのコードも書くという感じでやらしてもらっていたのですが、経験的にそこまで 多くのトラフィックを捌くコードを変えていたりしていたわけではないのでフロントを強めるのが良いのかなぁなんて思っていたのですが、 色々と考えるとDevOpsあたりが自分にあっているのかなという結論に至りました。

今年の仕事でCircleCIを使ってデプロイの自動化を行ったりしたのですが、デプロイの仕組みが開発チームのワークフローや リリースまでの仕組みや製品の質を決める部分が多くビジネスとの接点が大きく、開発者へのインパクトも大きいなと感じました。

エンジニアとして、開発を請け負っているからには、要求された製品の質を担保しながら素早いサイクルで製品を作っていくのが仕事だと 思っているので、個人的な課題感とマッチするかなと思います。

ということで、2020年はDevOpsあたりのところを重点的にやっていきたいです。

とは言っていますが、デザインの部分だったりUI・UXの部分も好きなのでそっちもやっていきたく迷う部分もあるんで、 シナジーはないかもしれないですが、

「フロントの部分を全体的に強化しつつ、サーバ・インフラの部分はDevOpsを中心にやっていく」

というのがイマイチ腑に落ちないですが、2020年の自分のテーマになるかと思っています。 フロントの部分のテーマの解像度を上げていく必要性は感じていますがこれは2020年通してやっていきます。

2019年の個人的ニュース

カナダに移住しました

経緯はこの記事にも書いたのですが、フリーランス業(エンジニアとしての)の飽和と将来的な成長等々を念頭にカナダ(バンクーバー)移住を決めました。

フリーランスを退職します。カナダ行きます。

カナダでの直近の目標はざっくり言うとカナダ現地就職となるのですが、

  • 英語圏のエンジニアと議論したり、関係性を作れる英語力の獲得
  • 英語圏での仕事の実績
  • バンクーバースタートアップの文化や仕事の仕方を体感する

あたりが今回の移住の目的になっいてます。

これらの経験を通して**「世界的なフィールドで戦える能力を育てる」**というのが裏テーマになっています。 こうやって書くと格好付けてるように聞こえますが端的に言うと「これだけネットが発達して誰とでも仕事できたり友達になれたりするのに、日本でしか生活したことないのもったいなくない?」 という素朴な疑問が元になってます。

そうはいっても、「日本は治安・サービスも良くて住みやすいし、日本語通じるしなんでわざわざ?」という人もいるかもしれませんが、これは単純な自分の興味なのでそこを体験してみたいなと考えてます。

すでに海外で生活されてる方からするとなんでわざわざ住みづらい所にリスクを負って来るのかわからないかもしれませんが、日本でしか生活したことない人の中にはこういう考えの人もいるよってわかってもらえれば良いかと思います。

こっちでの暮らしぶりとか感じたことも記事にできると思うので、おりをみて投稿していければなと思います。

個人開発のアプリをベータリリースしました

念願の個人開発アプリをベータリリースしました。

PaPyrus

優れたメモアプリは数あれどマークダウンでちょろっとかける裏紙のような気軽なメモアプリが欲しかったのでつくりました。

機能も限られていて全然まだまだなのですが、一応体裁は整えています。学校行ったり、仕事したり、勉強したりでなかなか進められていないのですが、こないだちょっと見に行ってみると1人だけユーザさんが登録してくれていたので、ちょっと感動しました。

使ってもらえてるかはわからないのですが、これから改善を重ねればそれなりに使ってもらえるのではという自信があるのでなんとか時間を捻出して正式リリースまで持っていきたいです。

今年はせっかくアプリを作ったので、個人開発アドベントカレンダーにも記事を書いてみたのですが、公開当日は100PVくらいまでいったので、 書いてみるもんだなぁと感じたと同時にもうちょっと回遊させたり等々色々準備できたなという反省もあります。

デザイン実務経験ゼロのエンジニアが個人サービスでのアイコンの作り方を考える

来年はもっと色々なアドベントカレンダー書いたら楽しそうだなぁなんて思ってます。

月間のPVが最高で6000PVを記録しました

この記事を書いていても、カナダ移住とか、個人開発とかとかのトピックで書けることはたくさんあることに気づきましたが、 今年は、一応節目としてブログの**月間PVが6000を超えました。**最高瞬間風速なので平均は5000弱でしたが、昨年に比べて1.5倍ほどPVを伸ばすことができました。

1万PVいきたいなと思っているので、今年もちょこちょこ更新しきたいと思います。

まとめ

ということで、色々と書きましたが2020年もやりたいことがたくさんある年になりそうです。

本編ではあまり書きませんでしたが、就職活動と英語の語学力アップは結構切実な問題としてあります笑。 就職先のリストアップとか業界の情報収集等々やることたくさんある気がするのですが、 まぁそれらはこれからやるとして、最近自分の頭にあることを棚卸ししておきました。

今年もまぁ色々とあると思うので都度記事にしていきたいと思います。本年もよろしくお願いします!

では。

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プロフィール

バンクーバー在住のフルスタックエンジニアです。React, Ruby on Rails, Go などでお仕事しています。職場がトロントなので日本、トロント、バンクーバーの三つの時天空を操って生活しています。

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Index

  • 2018年の振り返りを受けた雑感
  • 売上のはなし
  • 技術のはなし
  • 2019年の個人的ニュース
  • カナダに移住しました
  • 個人開発のアプリをベータリリースしました
  • 月間のPVが最高で6000PVを記録しました
  • まとめ